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美しい姿勢のために意識したいツボ5選


今回ご紹介するのは、私たちの健康にも深く関わる「姿勢」に関するツボです。


正しい姿勢は筋力が落ちると保てなくなることは、みなさんご存じだと思います。


筋力の低下による姿勢の崩れは、血行不良や内臓の不調を招くと言われています。


また、姿勢は見た目の印象も大きく変えてしまいます。


どれだけ肌のお手入れやお化粧に気を配っても、立ち姿が美しくなければ魅力も半減しますよね。


これからご紹介する5つのツボは、5つを同時に意識することであなたをいつも以上に美しく輝かせてくれます。


簡単なツボですので、ぜひ覚えてみてください。




<意識したい姿勢のツボ>

①委中(いちゅう)

②長強(ちょうきょう)

③関元(かんげん)

④身柱(しんちゅう)

⑤百会(ひゃくえ)




①委中(いちゅう)


まずは足から。


委中は両膝の裏側の中心にあるツボです。


経絡(けいらく)は足の太陽膀胱経(たいようぼうこうけい)で、頭からかかとまでからだの後ろを縦に通っています。


はりきゅう施術の際は、腰痛のときによく使う大切なツボです。


委中を意識することで膝裏が伸び、連動して太腿の筋肉が引き締まるので足をまっすぐ長く保てるようになります。




②長強(ちょうきょう)


長強は肛門と尾骨の間にあるツボで、からだの後面を縦に伸びる督脈(とくみゃく)のはじまりにあります。


美しい姿勢のためには骨盤を立てることが大切です。


長強に力を入れると、骨盤が自然に立つようになります。


また、長強は骨盤底筋にあるので、ツボを意識することで尿漏れの予防にも効果を発揮します。




③関元(かんげん)


通称「丹田」と呼ばれるこのツボは、ご存じの方も多いと思います。


関元は長強のある督脈(とくみゃく)のちょうど向かい側にある、からだの前面を縦に伸びる任脈(にんみゃく)上にあります。


このおへその真ん中から指4本分下にあるツボに力を入れると、長強と同様に骨盤がしっかり立ち上がり、お腹が引き締まります。


関元には全身をあたためる効果もあるので、冷えが気になる方にも効果的なツボです。




④身柱(しんちゅう)


身柱は長強と同じく督脈(とくみゃく)上にあるツボで、背中にある肩甲骨の間、背骨上にあるツボです。


身柱に向かって肩甲骨を下方に寄せるように意識すると、肩が自然に開き、首回りがスッキリ見えます。


また、身柱は精神を安定するツボとも言われており、気分が落ち込んだ時、リラックスしたいときなどにも使いたいツボです。




⑤百会(ひゃくえ)


最後は百会です。


この頭のてっぺんにあるツボは督脈(とくみゃく)上にあり、長強とつながるいちばん天に近いツボです。


①から④のツボを意識したら、最後に百会が天に引っ張られているようにイメージすると、からだがスッと伸びます。




まとめ


いかがでしょうか?


この5つのツボを同時に意識することによって、姿勢はもちろん気持ちまでスッキリとした気持ちになると思います。


まずは一日に一回でもいいので、この5つのツボを意識して美しい姿勢を目指してみてください。


ツボの場所がよくわからない場合は、お気軽にお尋ねください。



(文責・雪浦本院 山口)

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