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五十肩でお悩みの方


五十肩とは


気づいたら腕が上がらなくなっていたり、無理に腕を上げようとすると強く痛むといった症状はありませんか?


もしかすると五十肩かもしれません。


五十肩という名称は、50代での発症が多いために付けられた通称で、正式な名称は【肩関節周囲炎】といいます。


何らかの原因で肩の関節に炎症が起こる状態のことで、腕が上がらないのは炎症によって肩の関節の動きに制限が起るからです。



五十肩の原因


五十肩の原因には


① 老化などにより肩のまわりの筋肉や腱、軟骨などに変性が生じ、炎症を起こしてまわりの筋肉が固くなるため、関節の運動が制限され、やがて関節の周囲に癒着性の変化が生じたもの


② 肩の関節の保護のための袋状の組織である関節包の内面を覆う膜(滑膜)に慢性的に炎症が起こったもの


③ 肺疾患などによる内臓の機能低下や、自律神経のバランスの失調によるもの


④ 打撲などの外傷やむち打ちによるもの


⑤ 無理な運動などで上腕骨と肩甲骨がずれ、それによって神経が圧迫されたもの


⑥ 筋肉バランスのずれによるもの


などがあります。



五十肩の症状


五十肩になると、腕を上げようとしたり肩を内側や外側に動かそうとすると激痛が走ります。


肩の関節の動きが制限されて、頭の後ろや体の後ろで手を組むことが困難になるので、掃除や洗濯などの家事や、服を着るなどの日常的な動作に支障をきたします。


悪化すると少しの動きでも激痛が走り、肩が凍り付いたように動かなくなる【フローズン・ショルダー】になります。


夜間の痛みが特徴的です。



症状はゆっくりと進むことが多く、発症後は半年~2年ほどかかりますが自然治癒します。



一般的に


痛みが強く動きの制限も伴う時期(疼痛期)

   ↓

動きの制限が強い時期(拘縮期)

   ↓

痛みは落ち着くが動きの制限が残る時期(回復期)


と変化していきます。


回復期には、先に肩の痛みがなくなり、肩の関節の動きの制限が続く場合が多いのですが、先に肩の関節の動きの制限がなくなり、肩の痛みが残る場合もあります。


早めに治療することで、肩の痛みが軽く済んだり、肩の関節の動きの制限を最小限にすることができます。



五十肩は鍼灸院では保険施術に該当する疾患になります。


施術の内容は関節がどのくらい動くのか、痛みがどのくらいあるのか、その程度によって変わります。



五十肩が気になる方はこちらからご相談ください。




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