太極拳歴7年目。
長崎の鍼灸院、陽鍼はり灸(ヒバリハリキュウ)オーナーの山口です。
今回は太極拳の套路の名前を覚える全8回の5回目です。
✓前回の復習
09.単鞭(ダンビェン)
10.雲手(ユンショウ)
11.単鞭(ダンビェン)
「単鞭」とは「一重の鞭」のこと。右手が鞭の握り、左手が鞭の先であると考えます。
「雲手」は24式太極拳で唯一横移動で進む動き。雲の中を分け進むように両手を動かします。
≫くわしくはこちらをご覧ください。
✓套路の名前を覚えよう
今日覚えるのは
12.高探馬(ガオタンマー)
13.右蹬脚(ヨウドンジャオ)
14.双峰貫耳(スァンフォングヮンアル)
の3つです。
ここからは24式の後半に入っていきます。
動きと一緒に套路の名前をしっかり覚えていきましょう。
今回は名前を覚えるのが目的なので、細かい動きについては省略しています。
12.高探馬(ガオタンマー)
「高探馬」の動きにはいくつかの説があります。
鞍に手を掛け、鐙(あぶみ)に足を掛け、馬に跨ろうとする動作。
高いところから馬を探している動作。
馬に跨った偵察兵(探馬)が、太陽光を手で遮り、敵を探索する動作。
13.右蹬脚(ヨウドンジャオ)
「蹬脚」とはかかと蹴りのことです。
相手の下腹部を狙い、右足のかかと部分で押し出すように蹴ります。
ここでは蹴り出す右足よりも支える左足が重要です。
14.双峰貫耳(スァンフォングヮンアル)
「双峰貫耳」は、両手のこぶしで相手のこめかみを左右から挟み打ちしている形です。
まるで両腕で耳を貫いているように見えることから「貫耳」と表現されています。
「右蹬脚」で相手が怯んだ隙に急所であるこめかみを打ちつけるのです。
いかがでしょうか。
ここまでの24式の動きと名前は結びつけられましたか?
次回覚えるのは
15.転身左蹬脚(ズアンシエンヅオウドンジアオ)
16.左下勢独立(ヅオウシアシンドウリ)
17.右下勢独立(ヨウシアシンドウリ)
です。
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